兵庫県姫路市/西川産婦人科/妊娠についての知識


西川産婦人科
姫路市花田町一本松165-1
TEL:079-253-2195
  

妊娠についての知識/西川産婦人科

排卵・受精・着床について
 
精子(sperm)が精巣で絶えず新しく作られるのに対し、卵子(ovum)は生まれた時にすでに卵巣の中に備わっていて、新たに作られることはありません。出生後、卵子は次第に滅っていき、若い女性では40万個ほどになります。

思春期になると、卵子は卵胞の中で次第に成熟し、月経周期に合わせて1個ずつ、卵巣から排卵(ovulation)されます。そして、卵子を放出した卵胞は、黄体となって黄体ホルモンを分泌します。排卵された卵子は卵管に取り込まれ、卵管壁の線毛の動きによって子宮に向かって運ばれていきます。

その問に精子と出合って受精(fertilization)すれば、卵子は子宮に着床し、胎児へと発生していくこととなります。受精が起こらないと、黄体は退化し、子宮粘膜も脱落して月経となります。

【発生初期の胚子】

着床した胚子は、子宮壁との間に胎盤(placenta)という物質交換装置を作ります。胎盤は胚子から1本の臍帯(umblila cord)でつながった円盤状の構造で、母体に面した側に多数の絨毛が生えています。絨毛の内には臍帯の動静脈を通して送られた胎児の血液が流れ、絨毛の外側は母体の血液が流れています。こうして絨毛の薄い表面を介して、胎児と母体の血液どうしが混ざることなく、酸素や二酸化炭素、栄養物、老廃物がやりとりがされているのです。

生殖器について
 
【男性生殖器】

男の性腺である精巣(睾丸tes-tis)は、陰嚢の中に納まっています。精巣の中の精細管上皮では、精粗細胞が絶えず分裂し分化して、精子(sperm)となり、精巣から出ていきます。

精子は精巣上体に入って成熟し、自発的に運動するようになり、精管、射精管を通って尿道に出て、これにさらに前立腺などの分泌物が加わって精液となります。陰茎(penis)の本体は海綿体でできており、陰茎が勃起の際に固く大きくなるのは、海綿体の中に血液が充満するためです。

【女性生殖器】

女の性腺である卵巣(ovary)と、それに付属する卵管(uterinetube)、子宮(uterus)は、腹腔の下部で膀胱と直腸の間に在ります。子宮から両横にヒダが広がり、その両端あたりに卵巣が在ります。卵管の先端は、卵巣の上でラッパ状に開いています。

子宮は平滑筋でできた袋で、上端で左右の卵管につながり、下方では膣(vagina)に続きます。子宮の筋層と粘膜は、月経周期に合わせて増殖と脱落を繰り返します。膣の内腔は丈夫な粘膜で覆われ、尿道と肛門の間で、会陰部に開きます。

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